阿蘇望2005年〜新コース初年、楽になったか?地獄になったか?
2005.7.17


[出発]
朝3時起床。4時50分北九州出発。高速を少し急いで7時半到着。天気は快晴。梅雨明け直後で気温も高め。

[スタート]
開会式が長引いて定刻より遅れてスタート。開会式中に息子が泣きだし開会式には参加出来ず気が付いたら周りに人が居なくなっていたが、今回は慌てず行こうと思っていたので、妻の為に車を移動させのんびりスタート地点に行ったらまだ自分の組みはスタートしてなかった。ラッキーだ。

[俵山峠]
スタートラインはほぼ最前列に位置取り気持良くスタート。スタート直後はダラダラ下りで快調。ところが最初の峠に入った瞬間、左のふくらはぎがつりそうになる。やはり昨日のSMR(サタデーモーニングライド)がきつすぎたようだ。上までゆっくりだましだまし登ってAsahiのロゴの入った風車を眺め「ビール」と思いながら地蔵の入口まで一気に下る。俵山峠は河内レベルと予想していたが意外に峠だった。平尾台レベルといったところ。登りに比べ妙に長い下りが今後を想像させげんなり。下り切って見慣れた交差点を左に曲がっていよいよ地蔵に。

[地蔵峠]
ここでもまだつり気味なのでゆっくり登る。公共牧場手前の水場に人が止まっていたので休憩。エイドもすぐあると思って積んでいた2本のボトルの内1本を空にする。少し休んでエイドまで頑張る。エイドについたら既に水が無くなっていてがっくり。みんな氷を割ったりわずかに残った水をかき集めていた。とりあえず下の水場で補給してたので潔くエイドを後に。しばらく登っているとまた水場で人が休んでいたのでここで休憩。既にこの時点(30km付近??)でリタイヤしようかと思う程疲労していた。しばらくして出発しアップダウンを繰り返し下りに入る。スタート地点を通過しまだかまだかと昼食会場を探してやっとの思いで到着。妻と息子に感動(?)の再会。「もう止める」と言って車に乗り込みクーラーの中で涼む。1時間程休んで妻に励まされ「リタイヤしようか」と言ってる平塚君と一緒に渋々スタートする。

[阿蘇登山道]
阿蘇登山道はこれまでになく辛かった。地蔵より辛かった。木陰のある区間で1度、周りが開けて風の涼しい所で2度、トンネル入口で1度と度々休憩。休憩する度に周りの人と「この辺でリタ....」の話し。やはりこの近辺で走ってるとそういう気分になるものだ。上まで登るといつものエイドがなくがっかり....草千里まで頑張って登って下りをなんとか下って次のエイドに到着。昼にそばしか食べてなくハンガーノックになりかけていたので、羊羹1個とウイダー1個。バナナを5切れ食べる。それから少し寝ていると平塚くん到着。彼はなにか気持的に少し復活したようで、「先に行っておきます」と早めに出発。自分は疲れていたのでしばらく地面に寝ていたがアスファルトが熱くてあまり休めないので仕方無く出発。ここが涼しかったらあと30分は休みたかった。

[箱石峠〜ゴール]
最後の箱石峠は意外と楽で気づいたら頂上の茶屋に到着、そのまま下ってエイドに。エイドで水を被って平塚君に追い付こうと早めに出発。以降のアップダウンは快調に飛ばしたが結局追いつくことなく、夕立ちが降り始める中、最後に数人と合流し何とかかんとかゴール。タイム 7時間23分。


[雑感]
距離練習はしてないが最後の地蔵が無い、ということでナメてかかっていたが今回は疲労困憊まいったまいった。タイムは短くなってるのでやはり難易度は下がっていると思うが暑かった為か全体の完走率は60%(Aコースは 59.6%)。これは過去最低だったのではなかろうか。
ちなみに、今回昼練習を全くしてなかったので、対策無しに焼けると恐ろしいことになることは間違いなかったので、ポーラの日焼けどめ(SPF50 ウォータープルーフ)を使ってみた。これが驚く程の効果で昼1度の塗り直しでまったく赤くなることが無かった。日焼けどめがこれほど効果があるものとは知らなかった。

参考:
チェストセンサー着け忘れにより心拍データ無し。電池交換してゾーン設定までしていたのだが....
羊羹 1 個。ウイダー1個。ボトルは水場のおかげで1本で足りた。地蔵までは水場が枯れていたら2本の方が安心。今年はエイドで食べたのはバナナ5本のみ。疲れていて何があったかも見ていない。少しエネルギー不足だったのかも。

公式記録(戸田)
7:23:23(2005年)
8:01:41(2004年)
8:35:04(2003年)
7:41:12(2002年)
完走者平均タイム
6:25:56(2005年)
7:21:43(2004年)
上位100人の平均タイム
5:19:51(2005年)
6:03:20(2004年)